以前、「だいじょうぶなもの 有機植物発酵エキス」の工場見学に参加した際、
とある東北美人さんに出会いました。

お話をしていくと、その方の会社でも「有機植物発酵エキス」を販売されていて、
その魅力にほれ込んで、わざわざ東北から滋賀県の工場まで見学に来られたとのこと…!

そして「有機植物発酵エキス」を使った「食べる断食」のサポートも行っているとおっしゃるのです。

それを知った私は好奇心に駆り立てられ、
「その『食べる断食』、ぜひ体験させてください!!」と勢いで申し出てしまいました。
そして本当に「食べる断食」を体験することになり、その心地よさとすごさを知ってしまったのです。

「食べる断食」の行い方や、断食後の体の変化、この体験を通して感じたことをレポートするとともに、
甘いものでストレスを解消することを卒業できない私がその方との出会いで気づかされたことまでシェアします。

 

※本記事でお伝えしている内容が株式会社惣兵衛さんの「食べる断食」プログラムすべての内容ではありません

 
 

「食べる断食」とは?

 

「断食なのに食べるってどういうこと??」そう思われる方は少なくはないはず。

「食べる断食」とは、岩手県で農薬不使用で「惣兵衛米」を自社栽培し、
その玄米を体に優しい食材とともに提供するヴィーガンカフェ「Sobe’s Cafe」を運営する
株式会社 惣兵衛さんが専門医の監修を元に考案されたファスティング方法のことです。

私が出会った東北美人さんは、その代表である惣兵衛さん(高橋惣兵衛さん。2019年に襲名)でした。

 

惣兵衛さん
 

惣兵衛さんは、「食べる断食」という、全国から募った参加者と一緒にファスティングを行い、
それぞれの体験を通して変化や発見をオンライン上でシェアし合う、「リモート合宿」と呼ばれる
グループファスティングのサポートも行われています。

もちろん、自身もさまざまな種類のファスティングを経験され、
この「食べる断食」が理想的なファスティング方法だと発見されたのです。

今回、私はこの「食べる断食」のリモート合宿に参加させていただきました。

 

 

惣兵衛さんの「食べる断食」は、文字通り食べることができます。

甘酒をはじめ、「だいじょうぶなもの 有機植物発酵エキス」や納豆、漬物などの発酵食品を取り入れ、
「健康に有用な菌を食べて増やし、食生活をリセットする」というものです。

このファスティングは、痩せることを目的としているというよりは、食環境を見直すという目的のほうが強いです。

準備食・回復食を含めたトータル7日間のファスティング期間のうち、3日間の断食期間では、
甘酒を使ったスムージーや野菜、味噌汁は食べてもOKなので空腹感はさほど感じません。

それでは、ファスティングの手順と食事内容についてお伝えしていきます。

 

「食べる断食」のスケジュールと、食べたもの

 

ファスティングは食べないダイエットとは違い、
断食前の「準備食」や断食後の「回復食」を食べる期間を設けて胃に負担をかけないようにします。

【準備食(2日間)⇒断食(3日間)⇒回復食(2日間)】

この流れで7日間を過ごします。

惣兵衛さんの「食べる断食」では、最初に7日分の食材が詰められたキットが送られてきます。

 

 

惣兵衛さんの自社商品である玄米おにぎりや玄米甘酒、玄米麹味噌のほか、ファスティングを支えるキー食材として、サンテラボでも取り扱いのある「だいじょうぶなもの 有機植物発酵エキス」「だいじょうぶなもの ヴィーガンDHAボラ―ジオイル」や、MCTオイル、アップルサイダービネガーも入っています。

これらのキー食材は7日間毎日欠かさずに摂取するものです。

 
【発酵エキス】

惣兵衛さん
「『だいじょうぶなもの 有機植物発酵エキス』は、酵素飲料ではなく発酵エキスなので、持ち運びに便利でブレンドも不要です。そしてなにより、美味しくて摂取しやすい。また、非加熱で有機JAS認定を取得している点など、比類なき商品だと思います。」

▼商品はこちら


 
【オメガ3&中鎖脂肪酸】

惣兵衛さん
「マクロビオティックや食養生系の教えではあまり油脂を重要視していないため、以前は酵素飲料と発酵食品だけで指導していました。しかし、虚証タイプの人の低血糖症状が目立ちました。また、スッキリはするもののやつれるという難点もありました。
そこで、油脂(特にもオメガ3と中鎖脂肪酸)を断食に取り入れたところ、女性特有の悩みがある方も低血糖などに陥ることもなく、体への負担を減らすことができ、ファスティングのパフォーマンスの劇的向上がみられたので、ファスティングの必須アイテムにしています。」

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【MCTオイル】

惣兵衛さん
「MCTオイルは糖質エンジンからケトン体エンジンへと、切り替えをスムーズにしてくれます。空腹感を感じた時に、出先でもドリンクに入れやすい個包装タイプがおすすめです。」

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【アップルサイダービネガー】
 

惣兵衛さん
「アップルサイダービネガーは体内環境ケアにも特に注目されています。酸味は糖や脂質の多い食事の後にさっぱり感をもたらしますし、近年は健康や美容へのさまざまな研究が進み注目されています。特に「女性にはアップルサイダービネガー」というくらい、女性のデリケートな悩みにも寄り添えるヘルスケア界のマストアイテムといわれています。非加熱でオーガニックりんご100%のものがおすすめです。」
 

材料が届いたら、自分の体調と相談してファスティングを始めるタイミングを決めます。
女性は、生理が終わる頃から始めるのが理想的ですよ。

 

ファスティング開始!まずは【準備食】から

 

 

急にファスティングを始めてしまうと、体に大きな負担がかかって体調不良やリバウンドの原因にもなりかねません。
断食を始める前にまず体内の糖を減らし、胃に優しい食事を取る「準備食」を挟むことでファスティングに向けて体を整えます。

 

【玄米】【味噌汁】【発酵食品】

準備食ではこの一汁一菜を朝、昼、夜の3食いただきます。

発酵食品は、ぬか漬けやキムチ、納豆など、好きなものを食べてOK(植物性のものがよい)。
発酵食品ではありませんが、梅干しもおすすめです。

小腹が空いたら、以下のものを食べます。

・梅干しや味噌を食べる
・玄米茶を飲む
・アップルサイダービネガーで漬けた酢キャベツを食べる

この期間は、胃に負担をかけないようによく噛むことが大事です。
よく噛むことで、唾液から消化酵素が分泌され、満腹感を高めてくれます。

 

ここからが本番!【断食期】

 

準備食で2日間を過ごしたら、次はいよいよ「断食」。

断食期の1、2日目は、朝昼は玄米甘酒+フルーツ+豆乳で作る甘酒スムージー をコップ一杯。

夜は、生or蒸し野菜を味噌とMCTオイルを合わせたドレッシングで、好きな分だけよく噛んで食べます。

 

 

最終日の3日目は、朝昼夜の全食を甘酒スムージーにして、最終仕上げです。

この甘酒スムージーはしっかりと甘味があって、カカオパウダーを入れてチョコ味にしたり、
好きなフルーツを入れたりして好みのフレーバーにできるので、毎回飽きることなく飲めるんですよ♪

 

 

甘いもの好きな私ですが、このスムージーがあったからこそ、
挫折することなく断食期の3日間を乗り越えることができました。

 
「食べる断食」において、メイン食材として活用する玄米甘酒。
麹で玄米を糖化したでんぷんで、フルーツと比べて豊富な必須栄養素と食物繊維があり、腹持ち◎
強い甘みを感じますが、自然の甘味なので体に負担がなく脳も大満足するスーパー食材です。
 

しかし、「食べる断食」と言っても、断食期は少なからずお腹が空きます。
そんな時は下記のものを間食してもOKです。

・有機植物発酵エキス(スプーン1杯)
・味噌汁(例:味噌スプーン1杯+ちぎった海苔+大根おろし
・黒煎玄米茶(スプーン1杯+お湯200cc)
・黒煎玄米茶ラテ(黒煎玄米茶+有機ココナッツMCTオイル+豆乳200g)ミルクフォーマーなどでよく混ぜる

私は空腹時は黒煎玄米茶ラテを飲んでいました。
このファスティング体験で初めて知ったのですが、豆乳って満腹感の高いドリンクなんですねー!

 

ファスティング、残り2日!【回復食】

 

 

断食期が明けたら、回復食に切り替えます。

準備食と同様に、【玄米+味噌汁+発酵食品】の一汁一菜を3食×2日食べます。

食事が重たく感じる場合は、断食期中の夕食で食べた生or蒸し野菜に置き換えてもOKです。

回復食で2日過ごしたら、「食べる断食」は終了です!

 

ファスティング終了!!体の変化は…?

 

7日間のファスティングを終え、一番変化が顕著だったのは「肌」でした。

私33歳ですが、20代後半以降、史上最高にキメが整ったツヤ肌になったのです!

 


※無加工です

 

私が断食を行ったのは生理がくるド直前。(本当は、生理前や生理中に行うのは理想的ではないです…)

いつもなら生理前は肌荒れするのがパターンですが、
ファスティング後の私の肌は潤いに満ち、まさに「ゆで卵」のような肌でした。

20代のスタッフからも「肌ツヤツヤですねー!」と言われましたよ♡

 

 

そして気になる、体の変化…

体重は、ファスティング開始前から1.5kg減りました!

惣兵衛さん曰く「個人差はありますが、だいたいみなさん1~3kg減量します」とのこと。
-1.5kgでも、お腹周りや顔回りは少しすっきりしました。

生理前だからか、なかなかお通じがこないなーと思っていた回復食2日目。
しっかりお通じ、いただきました。

以降、しっかりめのお通じがしばらく続き、ぽっこりお腹も少しフラットに!
いつものボトムスが気持ち、いい感じに履きこなせました♪

 

そして自分でも予想していなかったのですが、
このファスティングで心(食欲)の変化も感じられましたよ!

断食期1日目は、スイーツはもちろん、から揚げやハンバーガー、焼肉が恋しくて恋しくて仕方がなかったのですが、
2日目には不思議とその執着心がなくなっていました。

玄米、味噌汁、発酵食品の一汁一菜でも、よく噛んで食べると満たされることに気が付いたのです。

そして断食期には1日に2度も飲める甘ーい甘酒スムージーがさらに食欲を満たしてくれます。

女性の大敵である生理前のあの食欲が、甘酒スムージーのみで落ち着いたんですよ!?
これってスゴイことですよね。

そしてファスティングを終えた7日目。私は「食の悟り」を開いていました。

 

「この程よい空腹感が「あるべき姿」なんだ」と。

 

気づけばこの7日間、日に日に少しずつ心が満たされていったように感じました。
いつもの「ご褒美」の甘いものや食べ物のことばかりを考えなくてよくなったら、なんだか心が穏やかになったんです。

これぞまさに「食べる断食」の本質だと感じました。

 

「食べる断食」が気づかせてくれたこと

 

小さい頃からヘルシー体型な私。

おじいちゃんにお菓子ばっかり買ってもらっていたせいでと言ってはなんですが(笑)、
年間で甘いものを食べない日は10日あるか… それぐらい、甘いものに依存して生きています。

そのくせいつも心の底に罪悪感を感じながら食べているのです。

カロリーを気にせず甘いものを食べるわりには、食事では白米を抜いたりして調整している(つもり)ので、
食事を思いきり楽しめていませんでした。

「『食』という字は、『人を良くする』と書くんです。」

惣兵衛さんにそう言われて、ハッとしました。

「食べること、食べないこと、両方あってこその『食』です。
人は『ご褒美』と称して糖質たっぷりのお菓子やアルコールで食欲を満たそうとします。
ですがご褒美を間違うと私たちの脳は『ニセのご褒美』を欲し、『ご褒美中毒』になってしまうんです。
脳のセンサーを正常に戻すには、意思ではなく、最初に腸をリセットする必要があります。」

スパーン!と背中をスリッパで叩かれたかのような気分になりました。

私の「食」はまったく私を良くしていなかったのです。
体面でも、心の面でも。

アイスやチョコを毎日習慣的に食べてしまう→罪悪感→太る→自己嫌悪→ストレス→また食べる。
この不のサイクルを、いつまでたっても繰り返し続けています。

そしてそんな自分が嫌いでもあります…。

それが、「食べる断食」を体験したら、
玄米ごはん・味噌汁・発酵食品の一汁一菜で「美味しい…!」と感じられるほどに、
私の淀んだ食欲は、キラキラと光る水面のように透き通ったのです。

私が長年探し求めていたのは、このパワーでした。

それは思想を改めることではなく、「腸をリセットする」という、簡単で身近なことでした。

腸をリセットすることによって、お肌がキレイになり、
健康的で理想的な食生活ができている自分に嬉しくなって、イキイキと過ごせたのです。

このポジティブなサイクルのきっかけとなったのが、「腸に良い食生活を始めた」
たったそれだけのことでした。

 

「食べない」ことも健康のうち

 

 

惣兵衛さんは、季節の変わり目に「食べる断食」を定期的に行うことをおすすめされています。

「毎月は無理でも、季節の変わり目(土用)など3ヵ月に1回取り入れると、ものすごく体が変りますよ。血管年齢が若返るので、血流が良くなり、頭痛や肩こり、肌のくすみなどの不定愁訴が減って、見た目も若々しくなります。心の面では、腸内細菌のバランスが良くなると、『脳腸相関』の働きで思考や精神も安定してくると言われています。」と惣兵衛さん。

確かに、私の体験を思い返してみても、体の変化はもちろん、食への執着心が落ち着いて、心まですっきりしました。
これも「腸脳相関」の働きの影響でしょうか…

身体を良くするために「食べて」、身体を良くするために「食べない」。
どちらも上手に取り入れることが、人が健康的に生きる秘訣
なのだと身をもって学びました。
惣兵衛さんがこのファスティング方法にたどり着かれたのも納得です。

 

 

年齢とともに体型の変化や健康面が気になっている方。
「運動しなきゃなー」と思いつつも、毎日忙しくて運動する時間が取れない方。
間違ったご褒美で、食生活が乱れがちな方。

自分にうしろめたさを感じながら過ごす日々から一歩足を踏み出して、
たまには自分の身体にちゃんと向き合ってみませんか?

身体が変わっていく喜びは、大きなパワーとなりますよ。

 
【サンテラボ編集部】スタッフ あずま

 

 

※本記事でお伝えしている内容が株式会社惣兵衛さんの「食べる断食」プログラムすべての内容ではありません