最近、「フェムケア」という言葉が広まり、女性にとって欠かせない大切なケアとして注目されていますが、多くの方は大人の女性向けのケアをイメージするかもしれません。

でも実は、子どもにも取り入れられるケアがあります。
例えば、小さなお子さんの場合、おむつかぶれやトイレトレーニング中の拭き残しが原因で、かゆみや赤みなどの小さなトラブルが起きることも。

そんな時、汚れているデリケートな部分をやさしく洗ったり、トイレ後に正しい拭き方を教えたりすること。こうしたケアは、子どもが快適に生活する上で意外と見逃せないポイントです。

 

今回は、スタッフの実際の経験談を交えながら、子どものフェムケアの基本でもある「子どものデリケートゾーンケア」について掘り下げてみました。

女の子を育てるママたちのお悩み解消のヒントになれば嬉しいです。

 
 

子どもにデリケートゾーン用ソープを使うのはいつ頃から?

 

子どもに、いつ頃からデリケートゾーン用ソープを使い始めようか悩む…」そんな疑問を感じる方も多いはず。

そこで、今回は女の子を育てるスタッフに、子どものデリケートゾーンケアについてアンケートをとってみました。

 

Q1. デリケートゾーン用ソープを使用していますか?

● ママも子どもも使用している 85%

● ママだけ使用している 15%

● 使用していない 0%

Q2. 子どもにデリケートゾーン用ソープの使用はいつ頃から始めましたか?

● 4歳ごろから 86%

● 6歳ごろから(小学生になってから) 7%

● 9歳ごろから(小学生高学年) 7%

 

多くのスタッフが母子ともにデリケートゾーン用ソープを使用していました。さらに、4歳頃から使い始めた人が多いという結果に!個人差はありますが、スタッフ内では早い時期からデリケートゾーン用ソープを使い始めた家庭が多いことが分かりました。

 

デリケートゾーン用ソープを使ったほうがいいの?


デリケートゾーンは、体の他の部分と比べて、pHというお肌の酸性度を示す数値が約3.8~4.5で「弱酸性」。デリケートゾーン用ソープは、このpHに合わせて作られているので、お肌への刺激が少なく、優しく洗えます。


一方、お湯のみでデリケートゾーンを洗うと、刺激は少ないものの、汚れが落ちきらなかったり、洗いあがりに乾燥してしまうことで、かえってトラブルを招くこともあります。


そのため、デリケートゾーンにはデリケートゾーン用ソープを使用することがおすすめです。

 

それでは、実際にデリケートゾーン用ソープを使用しているスタッフは、どのようなきっかけで子どものフェムケアを始めたのでしょうか。子どものフェムケアに関する悩みも聞いてみました。

 

思春期を迎える娘たちのフェムケアに取り組むスタッフK

\ 12歳と9歳の姉妹を育てるスタッフ /

スタッフK

 

– 子どものデリケートゾーンに関する悩みはありましたか?

スタッフK:「子どものデリケートゾーンが蒸れて皮膚が赤くなり、痛みが出たため、病院に行った経験があります。
薬を処方された際、お医者さんから言われた『おまたに塗るから弱めのお薬にしとくね~』という言葉に少し引っかかり、経皮吸収のことを考えると不安になりました。薬に頼らないように、普段からちゃんとケアをしないといけないと感じました。」

 

– 普段からのケアが大切だと実感されたとのことですが、実際にどんなケアを取り入れ始めましたか?

スタッフK:「hinnaのインティメイトソープが開発されるタイミングだったこともあり、デリケートゾーンケアのことを調べる中で、ケアの重要性を再度実感しました。
自分自身がデリケートゾーン用ソープを使い始め、その時に娘たちにも教えました。

 

– 子どもにデリケートゾーンケアを教える際、どんなことを気をつけていますか?

スタッフK:「赤ちゃんの頃のオムツ交換で汚れがたまりやすい部分や蒸れを目にしてきました。なので、娘たちには、これらの部分が汚れやすいことや、どのように洗うかを教えました。


普段は子供たちだけでお風呂に入り、自分自身で体を洗っているのですが、
今でも時々一緒にお風呂に入った時には「ちゃんと洗えてる…?」と確認しますが、娘たちは「だいじょうぶ!」と言っているので、きっと洗えているんだと思います(笑)。


また、長女が初潮を迎えた際には、ナプキンの使い方や生理用品の選び方、月経期間の過ごし方についても教えました。
生理に対するマイナスの印象を少しでも和らげ、快適に過ごせる選択肢を教えることが大切だと実感しています。」

 

デリケートゾーン用ソープを使い始めてから、何より「洗った後のすっきり感」が増し、今では使わない方が気になるようになったそうです。
さらに、子どものデリケートゾーントラブルもほとんどなくなったとのことです。

 

異性の息子にどうフェムケアを教えるべきか、戸惑いながらも奮闘中のスタッフT

\ 8歳の男の子と4歳の女の子を育てるスタッフ /


スタッフT

 

– デリケートゾーン用ソープを使い始めたきっかけは何ですか?

スタッフT:「息子が『普通のボディソープがしみる』と言い出したため、デリケートゾーン用ソープに切り替えました。娘も同じ理由で使い始めました。
私自身は更年期講習をきっかけに、専用ソープを使い始めました。その結果、不快感やかゆみが減ったと実感しています。

 

– お子さんのデリケートゾーンケアについて、普段気をつけていることはありますか?

スタッフT:「娘がときどきモゾモゾとお股を気にすることがあり、小さい子供にとって“不快感”を伝えるのは難しいんだということに気が付きました。そのため、トラブルが起きる前に日頃からのケアが重要だと実感しています。
トイレトレーニングの際には、キレイに拭き取れていないことによる匂いが気になることもあり、拭き方や洗い方を教えています。

 

– 異性の子どものケアに関して、どのようにしていますか?

スタッフT:「息子のケアについては夫任せになっている部分があり、ちゃんと教えてあげられているのか不安に感じています。」

 

デリケートゾーンケアは、年齢や性別に関わらず、誰にとっても重要なこと。まずはママパパが自分自身のケアを大切にすることで、お子さんにも自然と正しい習慣を教えられるきっかけになりますね。

 

家族でフェムケア実践中のスタッフY

\ 7歳の女の子と3歳の男の子を育てるスタッフ /

スタッフY

 

– デリケートゾーン用ソープを使い始めたきっかけは何ですか?

スタッフY:「私自身は、hinnaインティメイトフォームが発売されたタイミングで使い始めました。
子どもに使い始めたのは、おむつかぶれでかゆくなったことがきっかけ
でした。」

 

– 使い始めて、変化はありましたか?

スタッフY:「特に目に見える変化は感じていませんが、デリケートゾーン用ソープがあることで、子どもにも抵抗なく使わせてあげられるようになりました。デリケートゾーン用ソープを使い始めてから、下の子(3歳の男の子)も含め家族で共有しています。

過去に実家でデリケートゾーン用ソープがなかった時、子どもが『しみる!』と言ったのを聞いて、デリケートゾーン用ソープは必要だなと改めて感じました。」

 

スタッフY自身は“出産後の入院中にデリケートゾーン用ソープを使うことで、気兼ねなく洗うことができた”という経験があり、その良さを実感しているそうです。

 

今回のアンケート結果から、過去の子どものデリケートゾーンのトラブルがきっかけでケアを始めた人が多いことが分かりました。また、日々のケアを続けることの重要性を実感しているママスタッフが多いことも印象的でした。

デリケートゾーンは特に敏感な部分であるため、大人も子どもも優しく洗ってあげることが大切。次に、ママも一緒に気をつけたい、おすすめの洗い方をご紹介します。

 

デリケートゾーンのやさしい洗い方

3歳ごろまでは、おむつ替えの際やバスタイムに、ぬるま湯でデリケートゾーンの汚れを落としましょう。その後、成長に応じてデリケートゾーン用ソープを取り入れるのがおすすめです。

デリケートゾーンは顔の皮膚よりも薄く敏感なため、洗う際は熱いお湯や強い刺激は避け、ぬるま湯でやさしく洗います。

大陰唇から小陰唇、さらに内側の汚れは指の腹を使って丁寧に洗い流します。この部分は恥垢(ちこう)という白いカスが溜まりやすい場所です。さらに、アンダーヘアが生えてきたお子さんやママは、アンダーヘアに尿や経血、汚れが付着しやすいので、丁寧に洗うようにしましょう。

特に女性の場合、肛門付近に雑菌や汚れが多いため、前(性器側)から後ろ(肛門側)に向かって洗うことが基本。尿道への雑菌の侵入を防ぐことができます。

親子で使えるデリケートゾーン用ソープはこちら


 

✓ しっとりとした洗いあがり

洗浄力と保湿感のバランスが絶妙。しっとり感が続きます。

✓ 泡タイプで手軽&優しい

泡で出てくるタイプなので、泡立てる手間が不要で使いやすく、肌をこすらず優しく洗うことができるため、敏感肌の方にもおすすめです。

✓ 香りあり・香りなしが選べる

甘夏ハーブの香りが人気ですが、無香料タイプもラインナップ。香りに敏感な方や、家族でシェアする家庭にもぴったりです。

 

▼ スタッフレビュー ▼
「別のデリケートゾーン用ソープを使っていましたが、香りが手に残ることが少し気になっていました。でも、無香料タイプは物足りない…。そんな中で出会った甘夏ハーブは、ほどよい香りで癒されます。ツッパリ感もなくほどよい使用感なのも嬉しいです。」

 

ママのデリケートゾーンケア、洗浄後は保湿も大切!

デリケートゾーンの皮膚はとてもデリケートで乾燥しやすい部位であるとともに、加齢とともに潤いも減っていき、トラブルに繋がってしまうことも。特にママ自身のケアとして、保湿を習慣にしましょう。下着やナプキン、ライナーなどとの摩擦による乾燥を防ぐためにも、保湿ケアを取り入れることで肌を健やかに保つことができます

オイルやクリーム、ジェルなど、保湿方法はさまざまですが、中でもオイルは浸透力*が高く、しっとり感を長く保てるのが特徴。日々のケアとして取り入れやすくおすすめです。

ママが日常的に保湿ケアをすることで、お子さんも「大きくなったら自分もケアしよう」と自然に意識するきっかけになるかもしれません。

*角質層まで

デリケートゾーンの保湿にはこちら


 

子どもの成長に合わせたデリケートゾーンのケアを

フェムケアは、日々のケアを通じて体を清潔に保つだけでなく、「自分の体を大切にする」という意識を育むきっかけになります。

お風呂で優しく洗う習慣をつけたり、成長に応じた月経時のケアを教えたりすることで、体の変化や健康について親子で一緒に考える時間が増えるのではないでしょうか。

また、フェムケアには日常的な保湿や肌に優しい下着選び、デリケートゾーンのトラブルがあれば早めに対応するなど、デリケートゾーンの洗浄以外の知識・教育も含まれます。
これらの基本的な習慣を通じて、親子でフェムケアを取り入れ、自分の体と向き合う大切さを共有してみてくださいね。

 

【サンテラボ編集部】

 

関連ブランド: hinna

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