からだ・こころ・暮らしなど
それぞれの「あるある」や「お悩み」について、
今日も大人女子たちが語ります。

今回のテーマ

PMSで心がぐらつく、
わたしたち

人によって大きく異なるPMSの症状。些細なことで涙が止まらなくなる人もいれば、イライラが爆発してしまう人も。また、年齢や環境の変化で症状が変わったという声も少なくありません。今回のトークでは、PMSに悩まされている3人が、日々の困難や対策について本音で語り合いました。さまざまな経験やリアルな声が詰まった内容を、ぜひ一読ください。

語る大人女子たち

  • スタッフA

    学生時代からPMSに悩まされ、特に生理前のイライラや暴食に振り回されている。真面目でしっかり者。
  • スタッフB

    社会人になってからPMSの症状を自覚し始め、イライラや気分のゆらぎに悩まされている。おおらかだけどさっぱりとした性格の持ち主。
  • スタッフC

    学生時代からイライラや気分の落ち込みに悩まされている。細やかな配慮ができ、環境に敏感なタイプ。

 

ゆらぎ期間は、自己嫌悪を繰り返す。

 

スタッフA:いろいろあるんですけど、ずっとスマホとか触って、お菓子食べて、だらだらするっていうのを無限に繰り返しています。日付が変わってもまだお風呂に入っていないことも結構多いです。すべて憂鬱になってしまうんですよね。だからPMSの時期は寝不足になって、翌日のパフォーマンスが落ちるということを繰り返すので、大変だし、結構迷惑しています。

スタッフC:私と一緒過ぎてびっくり。

スタッフA:正直「PMS」という言葉を知るまでは、女性の不調って生理中だけだと思っていたんです。だから生理前の期間に自分の不調で学校や仕事を休んじゃったりしたのはただの甘えだと思ってました。

スタッフC:私はテレビやSNSの何気ないコメントにイライラしてしまうことがありますね。本当に些細な言葉なんですけど。他にも家族にきつい言葉を言ってしまうことが多くて…。言ってしまったあとは、部屋に戻って「なんであんなこと言っちゃったんだろう」って膝抱えながら後悔してます。

スタッフA:わかります。家族だから甘えちゃうんですよね。全く同じことを会社で聞くのと母が言うのとでは反応がすごい変わるかも。私もたまに出ちゃうと、「本当昨日ごめん」って次の日の朝謝ります。

スタッフB:私は自己嫌悪とかないんですけど、イライラが多くなります。会社の人にも仕事中もずっとイライラ。最近イライラするなって思ったら生理前か。ってなることが多いですね。

スタッフC:そのイライラをどこかにぶつけたりするんですか?

スタッフBぶつけることはしないけど、もしかしたらちょっと醸し出されているかも…。だけどイライラしてしまったことで落ち込むことはあんまりないですね。

スタッフA:あと食欲がすごいことになります。

スタッフB:わかります。食欲もあります!普段食べないようなジャンクフードが食べたくなるんですよね。ポテトチップスとか。

スタッフC:マッ●のポテトが無性に食べたくなっちゃいますよね~。

スタッフA:妊婦さんみたい。(笑)

スタッフB:それもふと思うと生理前かってなるんです。もしかしたらイライラを解消するために爆食しているのかも…?でも確かに胃もでかくなっている気がするんですけどね…。(笑)

スタッフA:私視界に入るもの全部食べちゃうんです。家には常にお菓子のストックがあるのでポテトチップス2袋とか食べちゃうんですよ。それで「なんで買ってくるの?!」って母に怒っちゃいます。しかもこの時期って満腹中枢がバグっているんですよね。お腹がすいていないのに惰性で食べてしまうんです…。

思えばあの頃からゆらいでいた?

 

スタッフA自覚したのはPMSって言葉を知った社会人からですね。でも思い返せば元々ゆらいでいました。中学の後半からその時期になると学校に行けない日がありました。

スタッフC:私は社会人2、3年目ぐらいに急にイライラと鬱が現れました。一緒なんですけど、学生のときもなんか病んでるなって思うときがあって。思い返せばそれはPMSだったのかなってときはあります。

スタッフB:学生の時はもう本当に無敵。当時のことを忘れているという可能性もありますが、感情の起伏もないし、PMSもないという感じだったんです。だけど社会人になってからですね。25歳を超えてからもどんどんゆらぎまくりです。

スタッフA一時ゆらぎをピルで落ち着かせようと思ったんですけど、飲み始めの吐き気に耐えられなくて…。婦人科に伝えればよかったんですけど、なかなか予約が取れないじゃないですか?だからそのままやめてしまいました。

心のゆらぎが下着一枚で対策できる!?

 

スタッフC:私は何を見ても病んで、心配性になってしまうので、マイナス要素を取り除いています。例えばその期間はSNSを見ないとか、ショーツの汚れを気にしないように吸水型サニタリーショーツを履いておくとか。なんか落ち込みやすいな、なんか怪しいなって思ったときにとりあえず履いて対策しています。

スタッフA:私もです!「生理くるかな?」ってときにナプキンつけたけど、全然汚れていない状態で捨てるっていうのがすごいストレスに感じていました。だけどサニタリーショーツを履くようになってからはストレスが一つ減ったので、すごくありがたいです。あと、PMS期はなるべくSNSを見ないようにしたいですけど、どうしても見ちゃうじゃないですか。だから、私は見たくない情報が流れてこないようにミュートワードを設定しています。例えば、「#ダイエット」や「#ハイスぺ」とか。そうすることで自分の心を守っています。

スタッフB:対策という対策はないのですが、冷え性なので、とにかく水分をたくさん取るっていうのと、サウナ入ったり、岩盤浴に行ったり、なるべく夏場でもお風呂に浸かるようにしています。PMS期間中の対策っていうよりは、その期間を生理に向けた準備期間として、自分の体を作っていくっていう感じです。

スタッフA:私も似たような感じで対策しています。病んだらなにもできなくなってしまうので、元気なうちに健康ポイントを貯めるようにしています。

スタッフB:すごくいいですね!

スタッフA:歩く距離をすこし長めにするとか、砂糖を控えるとか…。どうしても食欲が抑えられないときには体にいいものだけを摂取するようにしています。なんせストイックになりすぎないように、自分を許すっていうのを基軸に。

スタッフC:なるほど…健康ポイントを貯める。これ新しいですね!

私のせいじゃない、だってホルモンのせいだし!

 

スタッフA:正直食べてしまうのって、ホルモンがゆらぐ時期だし、多少食べて不健康になることよりも、人に当たっている自分の方が嫌じゃないかって気づいたんですよ。暴食して、人に当たって、落ち込んで…という負のループを生むのではなくって、「今日はそういう日だった」って受け入れるのも大切なのかなって思います。

スタッフB:イライラや憂鬱な気持ち、暴食とかって自分自身のせいじゃないって思うんですよ。「それは私じゃない。だってホルモンのせいだし。」って。(笑)

スタッフC:いい考え方!

スタッフB:イライラの元ってたどっていくとキリがないじゃないですか。考えすぎて逆に良くないこともあるし、期間中は 全然振り返ったりもしないし、原因を突き止めたりもしません。

スタッフA:たしかに対策がうまくいくときもあるし、全然ダメな日もあるけど、それでも「こういう日もあるよね」って割り切るのが一番かも。

スタッフC:本当それです。いくら気をつけてもコントロールしきれないことってあるし、もう「ホルモンのせい」にするのが一番心が軽くなる

スタッフB:自分を責めすぎないで、全部ホルモンのせいにしちゃいましょう。(笑)

座談会を通して、「自分を許してあげること」がPMS期をうまく乗り切る秘訣だということが分かりましたね。

自分でコントロールができない感情に悩み過ぎず、「ホルモンの影響だから」と受け入れることで、心が軽くなる瞬間もあるようです。

3人が話していたケア方法や日常で取り入れやすいアイテムなどは、どれも試しやすいものです。

自分に合った方法を取り入れながら、これからも続く心のゆらぎとうまく付き合っていきましょう。

次回はPMS期の【体のゆらぎ】についてのトークです。お楽しみに♪

文:サンテラボ編集部

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