「産後から尿漏れが… 何年も改善しない…」
「尿漏れパッドをつけるまでではないのだけれど、いつ“ちょい漏れ”するか不安。」
「『おりもの』が水っぽい… これって尿漏れ？」

ライフステージの変化とともに、多くの女性が直面する「尿漏れ」。
尿漏れは「高齢者がなるもの」というイメージをよく持たれがちですが、30代、40代でも尿漏れに悩んでいる女性は多く、最近では20代でも尿漏れ経験のある女性が増えています。

尿漏れはデリケートな悩みであるゆえ、周りに相談できず症状に悩んでいても放置されがち…。

「いつか治るだろうと思って今まで見過ごしてきたけど、一向に治らない… ！」という女性がとても多いのです。実際に、サンテラボにも同じようにモヤモヤを抱えているスタッフもちらほら。

尿漏れは、骨盤底筋の筋力低下と関係があり、鍛えることで症状の改善が期待できます。
今回は、忙しい毎日を過ごす女性のために手軽にできる骨盤底筋のアプローチ方法や、骨盤底筋を常に意識しながら“ちょい漏れ”対策＆骨盤サポートも叶う「hinna 骨盤底筋ケア きゅっとボトム」をご紹介します。

本格的な尿漏れに悩む日が来る前に、“ちょい漏れ”症状を見過ごさず早めに対策を行いましょう。

「尿漏れ」と「骨盤底筋」の関係性

骨盤底筋とは、膀胱や子宮、直腸などの骨盤内の臓器を、肛門挙筋や衝動括約筋などのいくつかの筋肉が合わさってハンモック状に支えている筋肉のこと。
骨盤底筋は排尿・排泄のコントロールをする役割もあるため、妊娠・経腟分娩での出産や、加齢、運動不足、肥満などが原因でゆるみ、尿漏れや子宮脱などのトラブルに繋がってしまうこともあります。

尿漏れ予防・改善のポイントは「姿勢」と「呼吸」

「横隔膜」「腹横筋」「多裂筋」とともにインナーマッスルといわれる筋肉のひとつである骨盤底筋は、呼吸によって動く筋肉でもあります。

息を吸うと横隔膜が引き下げられ、骨盤底筋も下がります。反対に、息を吐く時は肺の中の空気が少なくなり、横隔膜が引き上げられて骨盤底筋も一緒に上がります。
このように、骨盤底筋は呼吸とともに横隔膜と連動し、柔らかく動きます。

しかし姿勢が悪いと、内臓の位置が下がってしまい骨盤底筋が内臓を支えきることができず、呼吸の質にも影響してしまいます。その結果、呼吸時の横隔膜の動きと連動して骨盤底筋を上手く動かすことができなくなり、骨盤底筋がゆるんでしまうのです。

つまり、骨盤底筋は正しい姿勢と呼吸で十分に働きかけられるということ。
女性に多い反り腰や、長時間の座りっぱなしで姿勢が崩れている方はご注意！

日常に簡単に取り入れられる！姿勢と骨盤底筋のアプローチ方法を紹介

「運動やエクササイズで鍛えることが大事」だと分かってはいても、忙しさに追われる日々で毎日続けるのはなかなか難しいですよね。しかし、姿勢を整えるだけで自然と骨盤底筋にアプローチできるというなら手軽ですし、普段から意識してみようと思えるのではないでしょうか。

今回は、姿勢から正しい呼吸を促す「ブリービクス」を取り入れた骨盤底筋へのアプローチ方法をブリービクス インストラクターの大坂史保子さんに教えていただきました。

ブリービクスとは、「ブリージング（呼吸）」＋「ビクス（運動）」のことで、体の構造に基づいた呼吸で、体の軸（体幹）を整えながらゆっくりと動くエクササイズです。姿勢を見直すことで呼吸が上手くできるようになり、ぽっこりお腹や睡眠の質向上、お通じ、日常の動作改善にも繋がります。

● 正しい姿勢を自然に導く「肋骨タッチング」

「肋骨タッチング」は、立ったままでも座ったままでも手軽に体幹を安定させることができる動作で、姿勢や呼吸の変化を確認することができます。

この「肋骨タッチング」を行うことによって体幹が意識され、自然と呼吸も正しく行えるようになります。呼吸が正しく行われると、インナーマッスルを有効に使うことができ、骨盤底筋は呼吸とともに動きます。

着用するだけで骨盤底筋を意識できる、“ちょい漏れ”用パッド付きのサポートボトムを活用して

骨盤底筋のゆるみには自ら骨盤底筋を意識して鍛えることが有効的ですが、運動の成果がすぐに現れるとは限りませんし、骨盤底筋はインナーマッスルであるため、どこを意識すれば良いか分かりづらい部分でもあります。

そこで！先にご紹介したブリービクスと併せてぜひ活用してほしいのが、尿漏れのお悩みにアプローチした「hinna 骨盤底筋ケア きゅっとボトム」。

このショーツは、ショーツ内のハンモック状の布が骨盤底筋にフィットして外側から支えてくれるというもの。着用するだけで骨盤底筋を「意識」しながら程よく下半身のボディメイク*もしてくれる、産後ママやミドルエイジ女性のために作られたサポートボトムです。

*物理的な着圧による

さらに、このボトムは10ml（小さじ2杯分）の吸水機能付きで、「いつ漏れるか分からない」不安も解消。漏れた尿から菌を発生させにくい素材を採用しているため、ニオイや衛生面を気にすることなく着用できます。

もちろん、気になるお尻のたるみにもアプローチ*。これ1枚でさまざまなお悩みをサポートしてくれるんです！

*物理的な着圧による

この「骨盤底筋ケア きゅっとボトム」で骨盤底筋の位置や感覚を“外側”から意識しながら、正しい姿勢と呼吸で“内側”の骨盤底筋をはじめとするインナーマッスルに働きかける。
慌ただしい日常でも簡単に骨盤底筋へのアプローチが叶います！

もっと骨盤底筋を鍛えたい人には…

ここまでは、「忙しくて時間をかけずに手軽に骨盤底筋にアプローチしたい！」という方に向けて「肋骨タッチング」や「骨盤底筋ケア きゅっとボトム」をご紹介しました。

ここからは、「もっとしっかり鍛えたい！」という方に向けたおすすめのブリービクス エクササイズをご紹介します。エクササイズと言ってもとてもシンプルでゆっくりとした動きなので、就寝前や起床後に毎日取り入れやすいですよ。

● 骨盤底筋アプローチ＆内臓の位置を整えるエクササイズ

このエクササイズ「空中ニュートラル」では、骨盤や背骨を動かしながら呼吸を行います。
先の動画で説明した「肋骨タッチング」を行ってからエクササイズを始めましょう。

このエクササイズは内臓の位置をリセットし、骨盤底筋を柔軟に動かし鍛えることができます。

“ちょい漏れ”を放置せず、骨盤底筋をいつも意識することが大切

自分の意志とは反対に、「あっ」と無意識に出てしまう尿漏れ。

悩んでいる女性は、いつ漏れてしまうか分からない不安や、漏れた時の不快感、そしてなによりも自身で制御ができない自分の体に恥ずかしさやもどかしさ、不安を感じています。しかし、悩んでいるはずなのに「いつか治るだろう」と軽視されがちなことも事実です。

骨盤底筋は年齢とともに衰え、意識しないと鍛えることができない部分。
今回ご紹介した「骨盤底筋サポートボトム」で骨盤底筋の感覚を意識し、併せてブリービクスで正しい姿勢と呼吸を見直すことで、骨盤底筋を日常生活の中で鍛えることができます。

症状を放置せずに、意識レベルで手軽にできることから始めてみてはいかがでしょうか。

今回協力してくれたのは…